Laur KIIK - 東京カレッジ
東京カレッジ
ポストドクトラル・フェロー

Laur KIIK

研究分野 ナショナリズム、民族紛争、天然資源、野生動物;
カチン族、ビルマ(ミャンマー)、中国、インド;
学際的アジア研究、人類学、生物多様性保全
ウェブサイト https://www.researchgate.net/profile/Laur-Kiik
01 研究概要

地球環境危機、政治的ナショナリズム、中国の台頭それぞれが私たちの世界を変容させているが、それらはどのように繋がっているのだろうか?

第二次世界大戦以降一日も平和な日が訪れていないビルマ(ミャンマー)の長い戦争と中国とインドが出会う、広大だが研究されていない地域で、これらの繋がりを研究している。この亜熱帯の高地では、稀な天然資源と生物多様性の中で、キリスト教徒と仏教徒とナショナリストの運動がパッチワークのように展開されている。

具体的には、2010年からカチン族のナショナル運動とその戦時中の、1)ビルマ民族間紛争、2)中国主導の天然資源経済、3)欧米主導の生物多様性保全との関わりについて研究している。

私の研究は、自然、国家、経済がいかに複雑に絡み合い、別々に理解することができないものであるかを示している。そのため、人文学、社会科学、自然科学の知見を統合することを心がけている。

共通の関心事について議論したい方はお気軽にメールをお寄せください。

02 経歴

2022- 東京カレッジ ポストドクトラル・フェロー

2021 オックスフォード大学大学院 人類学 博士号取得

2013-2016 タリン大学 東南アジア研究 研究員(エストニア)

2012 コロンビア大学大学院 人類学 修士課程修了(米国)

2010-  カチン族コミュニティベースカレッジ ボランティア講師 (ビルマ(ミャンマー))

2009 タリン大学アジア研究科卒業(エストニア)

2008 北京外国語大学 中国語上級ディプロマ取得(中国)

03 研究業績

The Chinese Myitsone Mega-Project in Kachin, Burma:

2020   Confluences amid Conflict: How Resisting China’s Myitsone Dam Project Linked Kachin and Bamar Nationalisms in War-Torn Burma. Journal of Burma Studies 24 (2): 229–273.

2020   Inter-National Conspiracy? Speculating on the Myitsone Dam Controversy in China, Burma, Kachin, and a Displaced Village. Geopolitics [online first].

2017   (co-authors: Foran et al). Large Hydropower and Legitimacy: A Policy Regime Analysis, Applied to Myanmar. Energy Policy 110: 619–30. http://dx.doi.org/10.1016/j.enpol.2017.08.043.

2016   Nationalism and Anti-Ethno-Politics: Why ‘Chinese Development’ Failed at Myanmar’s Myitsone Dam. Eurasian Geography and Economics 57 (3): 374–402. https://doi.org/10.1080/15387216.2016.1198265.

 

Kachin: Nation, Nature, Religion, War:

2016   Conspiracy, God’s Plan, and National Emergency: Kachin Popular Analyses of the Ceasefire Era and its Resource Grabs. In War and Peace in the Borderlands of Myanmar: The Kachin Ceasefire, 1994–2011, edited by M. Sadan, 205–235. Copenhagen: NIAS Press. http://kachinceasefire.weebly.com/laur-kiik.html.

 

Anthropology & Nature Conservation:

2019   Conservationland: Toward the Anthropology of Professionals in Global Nature Conservation. Critique of Anthropology 39 (4): 391–419. https://doi.org/10.1177/0308275X18821177.

2018   Wild-ing the Ethnography of Conservation: Writing Nature’s Value and Agency In. Anthropological Forum 28 (3): 217–235. https://doi.org/10.1080/00664677.2018.1476222.


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