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講演会(大沢 真知子教授) 性暴力はなぜ繰り返されるのか:背後の社会規範を問う

声を上げる被害者によって性被害の実態が明らかになりつつある。にもかかわらず性加害が繰り返されるのはなぜなのか。本講演では、2022年にNHKが実施した性暴力実態調査アンケートによって回収された38383件の被害者のデータを元に性被害者の実態を明らかにするとともに、日本社会には強姦神話が存在し、それによって被害者が責められるさらに苦しむという構造がある。背後には男女不平等社会をもたらす社会の男性規範があり、性加害をなくすためには、社会規範を問い直す必要がある。

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会場開催東京大学・本郷キャンパス
2025年1月21日(火)14:00-15:30

講演会(Johan BJÖRKEGREN教授) 不滅の知性とDNAに依存しない人類の台頭

約6万年前、人類がアフリカからの移住に成功した頃、ある変革が起こった。ホモ・サピエンスは、自然資源を巡る競争能力を根本的に変える重大なDNA変化を経験したと考えられる。この変化にとって重要だったのは、抽象的思考の獲得であった。そして今日、AIの発展により、ダーウィンの「適者生存」の原則から最終的に脱却する段階に差し掛かっている。我々はDNAへの依存から完全に解放されることで、さらには死すらも克服する方向へ急速に進化しつつある。

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会場開催東京大学・本郷キャンパス
2025年1月29日(水)15:00-16:30

講演会 (Annelise RILES教授) 日常の外交官: 分断された世界で混沌をつながりに変える

Annelise RILESは、新著『Everyday Ambassadors』で、私たちは今、リーダーシップが少数の手にあるのではなく、すべての人の手にあるエキサイティングな新世界秩序の瀬戸際にいると主張する。世界に今必要なのは、政治的、文化的違い、科学と宗教、芸術とテクノロジーの世界の間の橋渡し役であり、翻訳者、通訳者など、より多くの外交官であると提唱している。本講演では、RILES教授が、数十年にわたる法律と民族誌の研究をまとめ、誰もがどこにいても優れた外交官になるための 7 つの「行動」をまとめた著書について語る。

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Zoomウェビナー
2025年2月13日(木)10:00-11:30

ブログ 東京大学におけるバイリンガリズムの授業の実践(前編)

このブログ記事は、東京大学で行われた2024年度全学自由研究ゼミナール『バイリンガリズムのさまざまな側面』の授業の一環で作られました。

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Lidiya SHAMOVA
2024年9月2日

ブログ 東京大学におけるバイリンガリズムの授業の実践(後編)

このブログ記事は、東京大学で行われた2024年度全学自由研究ゼミナール『バイリンガリズムのさまざまな側面』の授業の一環で作られました。

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Lidiya SHAMOVA
2024年9月2日

東京カレッジとは 東京カレッジは「2050年の地球と人類社会」をテーマに掲げ、中長期的に取り組んで参ります。

東京大学に新しく設立された「東京カレッジ」。世界の第一線で活躍する研究者や知識人を招き、市民の皆さんと一緒に未来社会の様々な側面について考える場を作ります。

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