「グローバル外交―方法論の再考―」講師:SHIMAZU Naoko教授 - 東京カレッジ

「グローバル外交―方法論の再考―」講師:SHIMAZU Naoko教授

日時:
2022.06.07 @ 16:00 – 17:30
2022-06-07T16:00:00+09:00
2022-06-07T17:30:00+09:00
「グローバル外交―方法論の再考―」講師:SHIMAZU Naoko教授

終了しました
講演会
開催日時 2022年6月7日(火)16:00-17:30(15:30開場)
会場

東京大学 本郷キャンパス 小柴ホール

事前申込はこちらから→ https://form.qooker.jp/Q/auto/ja/tokyocollege0607/reg/ 

申込方法 事前申込制
言語 英語(日英同時通訳有)
要旨

なぜ私たちは、グローバル外交の研究と理解の方法を見直す必要があるのでしょうか?本講演では、文化的アプローチが、多くの既存の学術文献で見過ごされてきた外交の重要な側面をどのように照らし出すことができるのか探ります。

プログラム

講演者:SHIMAZU Naoko シンガポール国立大学教授(Yale-NUSカレッジ、アジア研究所)

コメンテーター:佐橋 亮 (東京大学東洋文化研究所准教授)

講師プロフィール

SHIMAZU Naoko:グローバル外交の文化史専門。1955年のバンドン会議に関するモノグラフを執筆し、Christian Goeschelと共にOxford Handbook of the Cultural History of Global Diplomacy, c.1750-2000(2024年刊行予定)を編纂。主な著書に、The Russian Revolution in Asia (co-editor, 2022), Imagining Japan in Postwar East Asia (co-editor, 2013), Japanese Society at War: Death, Memory and the Russo-Japanese War (2009), Nationalisms in Japan (editor, 2006), Japan, Race and Equality: Racial Equality Proposal of 1919 (1998)などがある。

主催 東京大学国際高等研究所東京カレッジ
お問い合わせ tokyo.college.event@tc.u-tokyo.ac.jp
感染症拡大防止策へのご協力のお願い 会場内外では、以下コロナ感染対策のご協力をお願いいたします。
・常時マスクの着用、咳エチケット。
・会場入口での手指消毒、検温の実施。
・入退場時、会場内での社会的距離を確保すること。
・着席可能の座席を利用すること。
・会場内おける会話は控えること。
・体調が急に悪くなった場合は近くの会場スタッフに知らせ、指示に従うこと。

以下の症状がある場合は感染症拡大防止のため、入場をお断りさせていただきます。
・37.5℃以上又は平熱よりも 1 度以上の発熱がある者、感染を疑う症状のある者、体調が優 れない者など、新型コロナウイルスの感染が疑われる症状のある者、新型コロナウイルス 感染症に罹患し回復していない者及びその濃厚接触者
・国外からの帰国・入国者で政府の定める待機が必要な期間がある者
・国外からの帰国・入国者で政府の定める待機が必要は期間がある者と濃厚接触がある者

また、感染状況など場合によっては保健所等の公的機関へ参加者氏名、連絡先等の個人情報を提供する場合があります。あらかじめご了承ください。

Upcoming Events

開催予定のイベント

ザ・サロン ー 東大教授との対話シリーズ

イベント予定対話/Dialogue

2023年12月1日以降毎週金曜日 順次公開(17:00以降視聴可能)

東大の文系の卓越研究者をゲストに迎え、東京カレッジの島津直子教授と、東京カレッジに滞在中のJohn Lie UC Berkeley教授がホスト役を務める対談シリーズ新企画。専門分野の壁を超えた対話を繰り広げます。

Previous Events

公開済みイベント

「セキュリテインメント」:   具現化されたAI、 エンターテインメント、 及び監視の関係性(講演者:Jennifer ROBERTSON教授)

イベント予定講演会/Lecture

2023年11月27日(月)15:00-16:30

CCTVカメラは東京をはじめ、日本の都市のいたるところに設置され、1980年代に導入された民間のセキュリティシステムも、ほとんどの家庭に標準装備されてきています。監視は日常生活、仕事、遊びまでにも組み込まれ、それは「見る方法 」となりつつ、「見られる方法」にも影響を与えています。本講演では、Robertson教授がAIを活用したエンターテインメントと監視技術がなぜ、どのように融合したのかを探り、その関係性及び影響について論じます。

世界文学と翻訳 「The Bankruptcy」翻訳出版を記念して

シンポジウム/Symposium

2023年10月26日 (木)19:00-21:00 JST (ロンドン: 11:00-13:00; サンパウロ: 7:00-9:00am; ニューヨーク: 6:00-8:00am)

小説「The Bankruptcy」(Júlia Lopes de Almeida著)の新訳は、受賞をきっかけに世界に知られるようになりました。翻訳出版を記念し、本シンポジウムでは、担当翻訳者、編集者、また、研究者らが世界文学の現状とブラジルや日本、そして他国における翻訳が果たす役割を議論します。

現代韓国の文化と民主主義(講演者: KIM Hang教授)

講演会/Lecture

2023年10月24日(火)10:30-12:00

いわゆる"K"を冠した韓国発の文化が日本のみならずグローバルに人気を博している。今回の講演ではこうした現状を、1990年代後半からの韓国における政治・経済・社会変動において理解することをテーマに据える。それにより現代韓国における文化と民主主義の関係、そして何かと荒波が止まない日韓関係を考える際のささやかなヒントを共有するきっかけになることを願いたい。

分断が進む世界における国際租税の枠組み(講演者:Pascal SAINT-AMANS教授)

イベント予定講演会/Lecture

2023年10月20日(金)16:00-17:30

この15年で、国際租税の枠組みは劇的に変化しました。租税条約や移転価格税制といった伝統的な制度が改定され、脱税や租税回避への対策を強化する新しいルールが導入されました。これらの変更は各国間の租税に関する協力を促しています。地政学的な分断とグローバルガバナンスの課題の面において、これら改革はどのような影響を受けるのでしょうか。

クラウドソーシング・ヘルスケアの未来(講演者:Simo HOSIO教授)

イベント予定講演会/Lecture

2023年10月3日(火)16:30-18:00

人工知能は、近い将来ヘルスケアに革命を起こす可能性を秘めています。本講演では、さまざまなデジタル技術の組み合わせ、メンタルヘルスに関する現在進行中の事例研究、そして、クラウドソーシングを用いた大規模拡張が可能なオンライン実験における文化の違いや人的要因に光を当てたHosio教授のデジタルヘルスに関する研究を紹介します。

東京カレッジ&MbSC2030共催 シリーズ 未来の科学技術への取り組み「未来のモビリティ:人間とサービスの関係性について」

イベント予定講演会/Lecture

2023年9月21日(木)15:00-16:30

「Mobility=自由に動けること」は、すべての人々が根源的に希求すること。ウーブン・バイ・トヨタは、人、モノ、情報の3つの「Mobility」の実現を目指す。それは、安全でスマートな、人に寄り添うモビリティをすべての人に届けることである。本講演では、最先端の車両ソフトウェアプラットフォームによる集約型システムについて解説をする。


TOP