2年目を迎えて - 東京カレッジ

2年目を迎えて

2020.01.28

ウェブサイトが新しくなる機会に、より多くの情報をお届けできるような仕組みをいくつか作りました。そのうちの一つがこのブログ欄です。ここには、東京カレッジに集う人たちが、折に触れて考えたこと、感じたこと、読者に伝えたいことなどを自由に記してもらいたいと考えています。

2020年に入り、東京カレッジに所属する特任助教、ポスドク研究員、それに特任研究員が新たにそれぞれ1名着任しました。また、海外からの招へい研究者として、復旦大学(中国)の葛兆光先生がお出でになり、これから8月末まで滞在されます。すでに昨年10月から滞在中のチュービンゲン大学(ドイツ)のヴィクトリア・エシュバッハ=サボ先生、そして今週末にいらっしゃるハーヴァード大学(アメリカ)のアンドリュー・ゴードン先生を加え、複数の外国人研究者がある程度の期間同時に東京カレッジに滞在することになります。

今のところは、文系の研究者が多いのですが、これから理系諸分野の研究者もお出で下さるはずです。異なる研究のフィールドで活躍する研究者たちが、自らの研究や知見について語り合って相互に刺激を与えあい、そこからそれぞれが次の研究に向けての新たな発想や視角を得ること、これが東京カレッジを構想する段階で、私が漠然と思い描いていた「夢」の一つでした。この夢を現実のものとするための第一歩として、1月17日にカレッジの関係者が集まって昼食を共にするランチ会を初めて開催しました。今回は自己紹介とカレッジの紹介だけでしたが、これから定期的にランチ会を開き、研究交流の場として積極的に活用してゆくつもりです。

また、来月からは、カレッジに所属する研究者が中心になって、「アイデンティティ」についての研究会を連続して開催します。すでに昨年9月に、「アイデンティティのグローバルヒストリー」という題目でのパネル・ディスカッションを、東京カレッジのイベントとして実施しました。今回の企画はそのフォローアップです。そこから注目すべき成果が生まれれば、それを学生や一般市民の方々と共有すべく、イベントの続編を考えます。

東京カレッジが持ついくつかの顔のうち、対外的には、講演会やシンポジウムがもっとも重要であることは言うまでもありません。しかし、私は、東京カレッジが、学生や一般市民の方々と共有すべき先端的、分野横断的な研究成果そのものを生み出す場にもなってほしいと思います。小さな組織ではありますが、設立から一年弱が経ち、徐々にその体制が整ってきました。この文章をお読みの皆さんの一層のご支援をお願いします。

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