AI安全性とガバナンスをめぐる国際的な潮流 - 東京カレッジ

AI安全性とガバナンスをめぐる国際的な潮流

日時:
2024.03.28 @ 10:00 – 12:00
2024-03-28T10:00:00+09:00
2024-03-28T12:00:00+09:00
AI安全性とガバナンスをめぐる国際的な潮流
終了しました
Zoom ウェビナー
開催日時 2024年3月28日(木)10:00-12:00 JST
会場

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申込方法 要事前申込み。 ※定員に達し次第受付を終了します。 ※Zoom URLは、参加お申込みの方に3月27日(水)にメールでお送りします。
言語 英語(日本語同時通訳)
要旨

生成AIの普及に伴い、AIの安全性(セーフティ)の議論が国内外で展開されています。しかし、「安全性」の議論には様々な種類と対応策があり、さらに各国が置かれている状況や文脈により、何を「安全」とみなすか、あるいはどのような脅威・リスクが重視されるかは異なります。AI Safety Instituteが英国・米国・日本等で設立されている中、日本固有の「安全性」の種類とその対応策を把握しておくことが、今後の国際的な連携の基盤としても重要となってくるでしょう。
本イベントでは国際的なAI安全性やガバナンスの潮流に関する議論を、海外のAIガバナンスに関する専門家をお招きして議論を行います。

プログラム

10:00:

開会挨拶

城山 英明 (東京大学未来ビジョン研究センター教授)

 

10:10:

論点紹介

AIガバナンスで現在重要な論点について各パネリストからの紹介

 

11:10:

パネルディスカッション「AIガバナンスにおいて日本に期待することは何か」

Merve Hickok (President and Research Director at Center for AI & Digital Policy (CAIDP))

Cyrus Hodes (Lead, SAFE project at the Global Partnership on AI)

Inma Martinez (Chair of the Multi-stakeholder Experts Group, Global Partnership on AI)

Michael Sellitto (Head of Global Affairs, Anthropic)

 

11:40:

質疑応答

会場からの質疑応答

 

司会
江間 有沙 (東京大学国際高等研究所東京カレッジ 准教授)

 

講師プロフィール

Merve Hickok: President and Research Director at Center for AI & Digital Policy (CAIDP)
Merve Hickok is the President and Research Director at Center for AI and Digital Policy (CAIDP), advising governments and international organizations on AI policy and regulation. She is a globally renowned expert on AI policy, ethics and governance. Her contributions and perspective have featured in The New York Times, Guardian, CNN, Forbes, Bloomberg, Wired, Scientific American, The Atlantic, and Politico. Her work focuses on impact of AI systems on individuals, society, public and private organizations – with a particular focus on fundamental rights, democratic values, and social justice. Merve is also the founder of AIethicist.org. She is the Data Ethics lecturer at University of Michigan School of Information, and the Responsible Data and AI Advisor at Michigan Institute for Data Science.

 

Cyrus Hodes, Lead, SAFE project at the Global Partnership on AI
Cyrus Hodes is a co-founder of Stability AI a leading generative AI platform, which he exited to launch infinitio.ai (AIGC Chain), the first foundation model of AI generated content on a blockchain. He is a General Partner at 1infinity Ventures, a global fund investing in responsible AI ventures. Cyrus leads the Safety and Assurance of Generative AI (SAFE) project at the Global Partnership on AI, responding to the G7 Hiroshima AI Process. He previously co-founded and chaired the AI Initiative at The Future Society—a think tank incubated at Harvard Kennedy School. Cyrus is a member of the OECD Expert Group on AI and a Board member of Intelmatix (Saudi’s largest AI company). Educated at Sciences Po Paris, M.A. Paris II University, M.P.A. Harvard.

 

Inma Martinez, Chair of the Multi-stakeholder Experts Group, Global Partnership on AI
Inma Martinez is technology pioneer and AI scientist who advises leaders in business and government on technology as competitive advantage and contribution to societal progress. She was a pioneer of digital technologies and AI in the 2000s and has combined her career in innovation with advisory appointments at government agencies in the United Kingdom (UKTI and the Innovation Fund of the Department of Sport, Media and Culture), Spain (State Secretariat for Artificial Intelligence at the Ministry of Economy and Digital Transformation) as well as provided expert testimonies across various technology boards at the European Commission since 2002. She has collaborated with the United Nations Industrial Development Organisation (UNIDO) highlighting the implications of the 4IR for developing countries in the post-pandemic world and is a UNESCO Ambassador for Intercultural Values in AI. She is a guest lecturer at Imperial College Business School in London and a published author of scientific books and research papers on emerging technologies.

 

Michael Sellitto, Head of Global Affairs, Anthropic

Michael Sellitto is the Head of Global Affairs at Anthropic, an AI safety and research company. He is also an Adjunct Senior Fellow in the Technology and National Security Program at the Center for a New American Security, and a Member of the Council on Foreign Relations.

Prior to joining Anthropic, Michael was the founding Deputy Director of the Stanford Institute for Human-Centered Artificial Intelligence (HAI), which is dedicated to advancing AI research, education, policy, and practice to improve the human condition. As HAI’s first staff member, he was instrumental in designing and executing the Institute’s strategic plans and establishing HAI’s global reputation among policymakers.

Michael served in the White House as Director for Cybersecurity Policy on the National Security Council staff from 2015-2018. He led international engagement on cybersecurity policy and strategy, promoted international adoption of a framework for strategic stability in cyberspace, and advanced issues related to the digital economy and Internet governance. Before that, Michael served as Special Assistant to Deputy Secretaries of State William J. Burns and Antony Blinken, advising the Deputies on political, energy, security, and trade issues related to South and Central Asia and on worldwide cyber policy and counterterrorism strategy.

 

主催 東京大学未来ビジョン研究センター、東京大学国際高等研究所東京カレッジ
お問い合わせ E-mail ifi_tg[at]@ifi.u-tokyo.ac.jp ([at]→@に置き換えてください)

Upcoming Events

開催予定のイベント

デジタルフロンティアの強化:サウジアラビアのサイバーセキュリティへの道(講演者:Muhammad KHURRAM KHAN教授)

イベント予定共催/Joint Event講演会/Lecture

2024年4月24日(水)15:30-17:00 JST

本講演では、サウジアラビアが企業や個人をサイバー脅威から守るためのICTインフラの取り組みを紹介する。サイバーセキュリティ能力を再評価するサウジアラビアの取り組み、デジタルで安全な経済ビジョンへの投資、地域のリーダーとしてだけではなく、集団的サイバーセキュリティの世界的パイオニアとして自国を位置づけるための戦略的枠組みなどについて議論する。

暗黒の遺産に光を:日本における戦時外国人労働者の慰霊碑(講演者:Andrew GORDON教授)

イベント予定講演会/Lecture

2024年4月26日(金)14:00-15:30 JST

戦時外国人労働者の死を追悼する慰霊碑は、遺産に関連する「暗黒」(dark)という言葉の二つの意味を思い起こさせる。歴史上の悲劇的な出来事の追悼と、この歴史についてあまり知られていない、ほぼ隠されている慰霊碑の重要性である。2つの意味で「暗黒」であるこれらの場所で伝えられるメッセージは何か、検討する。

グローバルヒストリー史家のアーカイブとは何か?(講演者:Martin DUSINBERRE教授)

イベント予定講演会/Lecture

2024年5月10日(金)10:30-12:00

本講演では、アジア各地域と太平洋水域を航行した「山城丸」の軌跡を追いながら、19世紀後半、ハワイや東南アジア、オーストラリアで働くために日本を離れた移民たちの生活を革新的な視点から考察する。これらの物語は、入植者植民地主義、労働史、資源採掘に関する環太平洋の歴史研究を新たな方法で結びつける。本講演では、非伝統的な、実物性の高いアーカイブをもとに、グローバル・ヒストリーの記述における方法と記述者の立ち位置に関する重要な問題を取り上げる。

永久凍土を考える(講演者:Sabine DULLIN教授)

イベント予定講演会/Lecture

2024年5月14日 (火)16:30-18:00

本講演では、居住する先住民コミュニティにとって自然で意味のある土地であった永久凍土が、いかに科学的問題として発見されたのか検討する。そして、21世紀初頭、ヤクーツクなど北極圏の準州における主権の模索において、永久凍土がどのように政治的意味を帯びたかを論じる。

「西洋」という虚構とその仮想的同一性:人類学的差異について(講演者:酒井直樹教授)

イベント予定講演会/Lecture

2024年5月17日(金)14:00-15:30

近現代世界の国際的な景観は、近世における「ヨーロッパ」の出現以来、人類学的差異への投資によって形成されてきた。ヒューマニタスとアントロポスを区別するこの差異は、事実的な規範というよりも、むしろ規制的な理念として人類の行く道を導く予期的なものである。それは、ヨーロッパ/アジア、西洋/東洋、白人/有色人種といった二項対立を統合し、複雑な帰属関係を育む。本講演では、ヨーロッパ文化、西洋文明、有色人種を排除した人種にみられる白人性のアイデンティティ・ポリティクスについて掘り下げる。しかし、真の帰属意識は依然として仮定のものであり、非ヨーロッパ的、非西洋的、非白人的なものとの対比を通してのみ実現される。

21世紀の中央銀行(講演者:Luiz Awazu PEREIRA DA SILVA教授)

イベント予定講演会/Lecture

2024年5月29日 (水)15:00-16:30 JST

21世紀の中央銀行は、5つの岐路に直面している(1. インフレとその不透明性の再現、2. 気候変動、3. 不平等、4. デジタル金融イノベーション、5. 人工知能)。これまで、中央銀行は課題に直面した際、分析的思考を強化し、適切にリスクを均衡させ、最善の道を選択してきた。現在、中央銀行が直面する新たな課題は、中央銀行がそれらの挑戦的な影響を慎重に特定し、分析する必要があることを示唆している。

ザ・サロン ー 東大教授との対話シリーズ シーズン2

イベント予定対話/Dialogue

2024年6月7日以降毎週金曜日 順次公開(17:00以降視聴可能)

東大の文系の卓越研究者をゲストに迎え、東京カレッジの島津直子教授がホスト役を務める対談シリーズ新企画。専門分野の壁を超えた対話を繰り広げます。
収録はキャンパス内の某カフェで、コーヒーを片手に行われました。隣の席に座った気分で、分野の異なる専門家によるリラックスした会話に耳を傾けてみませんか?
今までにないゲストの新たな一面がみられる、魅力の新企画です。

Previous Events

公開済みイベント

日本と中国におけるモンテスキュー「法の精神」専制主義問題の受容(講演者:Anne CHENG教授)

イベント予定共催/Joint Event講演会/Lecture

2024年4月18日(木)14:00-16:00

モンテスキューの『法の精神』 (De l’Esprit des lois)から引用された最も有名な言葉のひとつに「中国は専制国家であり、その原理は恐怖である」がある。本講演は、現代の文脈に流されて結論を急ぐ前に、モンテスキューの思想と最も有名な著作が明治日本、そして後期帝政中国でどう受容されていたか考察することを提案する。

想像的体験としての博物館展示(講演者:Leslie BEDFORD教授)

イベント予定講演会/Lecture

2024年4月17日(水)10:30-12:00 JST

博物館は本来、訪問者のためのものであり、展示はユニークなコミュニケーション手段です。分極化が進むアメリカにおいて、展示はどのように多様な公衆の想像力と関わり、同時に人類共通の感覚にインスピレーションを与えることができるでしょうか?

財産権の剥奪は なぜ必要か(講演者:Frank UPHAM教授)

イベント予定講演会/Lecture

2024年4月15日(月)17:00-18:30 JST

世界銀行、アメリカ政府、そして事実上すべての学者が、「財産権は市場経済のインセンティブ構造の中心にある」、「自由で強固な市場は、財産権が尊重される場合にのみ繁栄することができる」という点で一致している。しかし、繰り返されてきた事例はその逆を意味する。急速な経済成長を実現し、成長がもたらす社会的利益を実現するためには、財産権は剥奪されなければならない。

ガンディーと(人権の)体制(講演者:Vinay LAL教授)

イベント予定講演会/Lecture

2024年3月25日(月)17:30-19:00

本講演ではLAL教授は、まず、西洋における「権利」の概念と権利に関する語りの概念の変遷、また、権利に関するガンディーの考え方、権利の概念に関する彼の哲学的、倫理的、政治的疑問、そして人新世に対する彼の予見について説明する。

国際女性デーイベント: 芥川賞受賞作家 村田沙耶香氏を迎えて

イベント予定対話/Dialogue講演会/Lecture

2024年3月18日(月)17:00-18:30 JST

東京カレッジ ジェンダー・セクシュアリティ・アイデンティティ共同研究会は、芥川賞受賞作家 村田沙耶香氏を迎え、国際女性デーを記念したウェビナーを開催します。 小説「コンビニ人間」(2016)で第155回芥川賞を受賞した村田氏に執筆経験やインスピレーションについて聞き、社会におけるジェンダーとセクシュアリティの規範、またそれらが私たちの世界をどのように形作っているのかについて再考します。

野生の教育学:惑星の境界とグローバル化する現状の危機(講演者:Bob JICKLING教授)

イベント予定講演会/Lecture

2024年3月11日(月)15:30-17:00

地球規模の持続可能性の課題に取り組む上で、教育はとても重要です。野生の教育学は、人間と場所、景観、自然、人間以外の存在、惑星の境界の関係をそれぞれ再検討することを目的としています。 自然を私たちの「教師」と位置付け、教育学の管理を強化しようとするグローバルな傾向に挑戦します。 野生の教育学は、保護者、学生、地域の教育者、教師、学者、ビジネスリーダー、政策立案者、自然環境ガイドなど、自然の実践の可能性に興味を持ち、視野を広げたいと願う全ての人に向けて提供されます。


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