学術的実践の再構築 - 東京カレッジ

学術的実践の再構築

この研究プロジェクトでは、知識がアカデミアの内と外において形成されることの将来像について探求する、新しい側面を始動します。東京カレッジのこれまでの取り組み―「人文学の未来」や「高等教育の未来」イベントシリーズ、そして近年のWho Cares? Care and Knowledge Production in the University ワークショップ―を踏まえつつ、学者、実務家、学術界外のステークホルダーが学術界の目的と実践を再考する、内省的かつ創意的な場を育むことを目指します。

本プロジェクトは、知識社会学、高等教育研究、障害研究、脱植民地理論そして関連する分野と連携し、その対話を通して、より包括的で広範かつ実験的な方法を提唱していきます。Crip Authorship: Disability as Method (2023年)や、Quiet Methodologies: Humility in the Humanities (2025年刊行予定)などは、学術的な方法論を、創造的で倫理的そしてケアにより重きを置いた実践として再構築できたことを示しています。本研究グループは、学術、芸術、コミュニティの考え方を統合したハイブリッドで革新的な方法論が、どのように知識生産を、よりアクセスしやすく流動的な形にすることに貢献できるのかを探求します。私たちは、創造性、ケア、コミュニティの実践、そして周縁化された方法論、知識、経験を理念の中心においています。本取り組みを通じ、知識の生産と共有のための動的なフォーマットの開発を目標とします。

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