Bill EMMOTT - 東京カレッジ
東京カレッジ
潮田フェロー

Bill EMMOTT

職業 国際ジャーナリスト ウェブサイト http://billemmott.com/
01 研究概要

最近の研究は、現在そして将来の日本経済と社会における人的資本の役割、特にジェンダーの不平等に関するものである。他には、先進国ヨーロッパ、北米、日本における自由民主主義の状況、ヨーロッパと北米における自由主義の弱体化および英国の欧州連合離脱の国際関係への影響、イタリアの政治経済、英国、アイルランド共和国、北アイルランドのナショナリストと共同組合主義者間に結ばれた1988年ベルファスト協定に基づく20年間のパワーシェアリングを考慮したブレグジットがアイルランド共和国とイギリス領北アイルランドの将来に与える影響についても関心がある。

02 経歴

1956年ロンドン生まれ
1975-78年 哲学、政治学、経済学(PPE) オックスフォード大学モードリン・カレッジ卒業
1979-80年 オックスフォード大学ナフィールド・カレッジ、モードリン・カレッジ名誉研究員
1980-1993年 エコノミスト (ブリュッセル、ロンドン、東京特派員を経てロンドン金融およびビジネス編集者)
1993-2006年 エコノミスト編集長
2006-2017年 東京大学プレジデンツ・カウンシルメンバー
2006-2009年 英国情報通信庁非業務執行取締役
2006-2019年 スイス・リ再保険会社顧問
2009-2010年 イー・アクセス社外取締役
2009-2015年 ロンドン図書館理事会会長
2010-2013年 Peerindex会長
2010-2016年 全日本空輸(ANA)UKアドバイザリー・ボードメンバー
2011-2016年 Stonehage Fleming経済顧問
2012-2018年 就実大学客員教授
2013 年『ザ・ウェイクアップ財団』共同創設
2015-2017年 Blavatnik School of Government (オックスフォード)客員研究員
2016-2018年ロイター研究所(オックスフォード)アドバイザリー・ボードメンバー
2017-2018年オール・ソウルズ・カレッジ、 オックスフォード大学客員研究員
現在: 東京大学グローバル・アドバイザリー・ボードメンバー、 Critical Resource上級諮問委員会員、 Lansdowne Partnersコンサルタント、 『ザ・ウェイクアップ財団』理事長、トリニティ・カレッジLong Room Hub Arts & Humanities Research Institute学長、ロンドン日本協会会長、 国際戦略研究所所長

03 研究業績

【著書】
『日はまた沈む -ジャパン・パワーの限界』、草思社 、1990年
“Japan’s Global Reach/Japanophobia”, Times Books、 1993年
『官僚の大罪』、 草思社、 1996年
『20世紀の教訓から21世紀が見えてくる』、草思社 、 2003年
『日はまた昇る 日本のこれからの15年』、草思社、 2005年
『これから10年、新黄金時代の日本』、PHP新書、2006年
『世界潮流の読み方』、PHP新書、 2008年
『アジア三国志 -中国・インド・日本の大戦略』、日本経済新聞出版社、2008年
『変わる世界、立ち遅れる日本』、PHP新書、 2010年
“Forza Italia: Come ripartire dopo Berlusconi” (How to Restart After Berlusconi) Rizzoli、2010年
『なぜ国家は壊れるのか -イタリアから見た日本の未来』 、 PHP新書、 2012年
『「西洋」の終わり -世界の繁栄を取り戻すために』、日本経済新聞出版社、2017年
『日本の未来は女性が決める! 』、日本経済新聞出版社、2019年

【共著】
“The Pocket Economist, A guide to economic terms and ideas, Blackwell’s”、Rupert Pennant-Reaとの共著、1983年
『日本の選択』、講談社インターナショナル、 ピーター・タスカとの共著、2007年

04 映像作品

“Girlfriend in a Coma”[ 昏睡状態の彼女=イタリア]、Annalisa Pirasと共同執筆、2012年
“The Great European Disaster Movie” [ヨーロッパの大いなる災厄] Annalisa Piras監督作品、エグゼクティブ・プロデューサー、 2014-15年

05 受賞歴

“È giornalismo”(イタリアのジャーナリズム 賞を外国人として初受賞)、2003年
ロンドン記者クラブ最優秀ビジネスジャーナリスト、2006年
ウィンコット財団特別賞、2006年
Work Foundation生涯業績賞、 2006-07年
ジェラルド・ローブ生涯業績賞、Anderson School of Management UCLA、2009年


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