社会学者として、労働、テクノロジー、組織に焦点を当てた研究をしている。特に仕事と組織の変容に関連して、デジタル化のプロセスの相互作用、範囲、結果を調査している。デジタル技術は静的なものではなく、社会的文脈の中で発展し、社会によって形成されるものであることに留意することが重要である。加えて、デジタル技術の実務への統合やその流用における違いは、特定の使用状況において検討されなければならない。
東京カレッジでは、仕事の実践におけるデジタル技術の統合と、その流用における差異の分析に焦点を当てた研究を計画している。エスノグラフィーの手法を用いて、実践理論の観点から使用形態を分析することでその達成をはかる。
ベルリン社会科学研究センター（WZB）で労働社会学の学位論文に取り組んでおり、デジタル化が工芸部門に与える影響を検証している。具体的には、工芸企業における労働慣行の変化と、デジタル技術の導入が仕事と従業員の双方にどのような影響を及ぼしているのかを調べている。この研究を実施するために、工芸企業のケーススタディと専門家インタビューを組み合わせた質的アプローチを活用している。
2023年～ ベルリン社会科学学術センター（WZB）研究員
2022年～ ベルリン社会科学学術センター（WZB）博士課程「変革的世界におけるグッドワーク」在籍
2022年 アーヘン工科大学 社会学修士課程 修了
2019年 ケルン大学 社会科学学部卒業
Dreyer et al. (2024): Splitter einer Zwischenevaluation, Soziologische Revue, 47(19): 1-20.
Dreyer, Lianara (2023): Handwerk sucht Nachwuchs – Wie Social Media Betrieben aus der Klemme helfen könnten, Social Science Center Berlin, WZB-Mitteilungen, No. 3/2023.
Dreyer, Lianara (2023): Covid 19-strategies of consulting companies, Masterthesis, RWTH Aachen University, RWTH Publications: Aachen.
Invitations and conferences (newest)
12/2023: Change in the skilled craft sector – Education and training in times of digitalization, Potsdamer Chamber of Skilled Crafts, Plenary meeting of the Chamber of Skilled Crafts, December 11 in Götz, Germany.
11/2023: Digitalization in the craft sector in Germany – first results, Institute of Economic Social Research (WSI), Presentation Doctoral Workshop at the WSI conference, November 15-17 in Berlin.
09/2023: Education and digitalization-related training in the skilled trades, Brandenburg Alliance for Good Work (BBGA) at the Brandenburg State Ministry, Annual meeting, September 15 in Potsdam, Germany.
