Mark BOOKMAN - 東京カレッジ
東京カレッジ
ポストドクトラル・フェロー

Mark BOOKMAN

ウェブサイト www.bookmanresearch.com
01 研究概要

私は日本及び国境を越えた障害者運動とそれに関する政策を研究している歴史学者です。

過去150年の日本の歴史を振り返ると、障害者のアクセシビリティを改善するための、活動家や政策決定者達による試みはいつも、一定数の人々には有効でしたが、それと同時に多くの障害者の自由も奪ってきました。現在東京カレッジのポストドクトラル・フェローとして、何故その問題が起きたのか、また将来同じことが起きないように今どうするべきなのか、これらに対する考察を記した本を執筆しています。

その他にもいくつかの記事を執筆しており、それらは海外から日本に出入りする情報や資源がどのように世界の障害者の生活に影響を与えたのかについて解明しようとするものです。

上記のような活動に加えて、様々な国の官公庁や企業、国際パラリンピック委員会、国連などを相手に障害者政策コンサルタントとしても働いています。関わっているプロジェクトの例としては、障害者に役立つ、「インクルーシブな教育制度」、「利用しやすい交通機関」、「誰も取り残されない災害対策」などがあります。

私の研究についてご興味のある方は、以下のウェブサイトをご覧ください。
www.bookmanresearch.com

02 経歴

2021 – 2022 東京カレッジ ポストドクトラル・フェロー
2021 ペンシルバニア大学(米国)東アジア言語と文明研究科 博士号取得
2016 ペンシルバニア大学(米国)東アジア言語と文明研究科 修士号取得
2014 ヴィラノヴァ大学(米国) グローバル学際的研究学部 学士号取得

03 研究業績

“Creating ‘Disability Publics’ in Postwar Japan (1937¬–1957),” Journal of Japanese Studies, Vol. 50, No. 1 (2024) (Accepted for publication).

“A Recent History of Activism for Accessibility in Japan (1981–2006),” Disability Studies Quarterly, Vol. 43. No. 1 (2023) (Accepted for Publication).

“The Coronavirus Crisis: Disability Politics and Activism in Contemporary Japan,” Japan Focus: The Asia–Pacific Journal, Vol. 18(18) No. 3 (2020), pp. 1–13.

“Access to Accessibility: Building Better Assistive Technologies アクセシビリティへのアクセス:より良い支援技術の構築” in Japan Society of Mechanical Engineers ed., Conference Proceedings of LIFE2019 (2019), pp. 1–6.

“Oguri Kōzukenosuke: ‘The Father of Meiji’” in Linda H. Chance and Tetsuko Toda ed., Phila-Nipponica: A Historic Guide to Philadelphia and Japan (2015), pp. 32–37.


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