01 研究概要
02 経歴
03 研究業績
16世紀から19世紀初頭にかけての中国海域における異文化関係、海洋循環、地図製作を扱った研究をしている。特に、日本と東南アジアのつながりや、日本中心の世界観に東南アジアを取り込むことに関心を持つ。最初の著書は、学位論文に基づくもので、17世紀初頭に近世日本とベトナムが築いた密接な関係や、ベトナムの港で日本人が特に仲立ちとして盛んに活動していたことを紹介するものである。現在、2つの新しいプロジェクトに取り組んでおり、一つは、東南アジアの漂流者、東南アジアの日本人漂流者、中国海域の情報流通を扱うものである。もう一つは、東京大学に滞在している間に始めたいと考えているもので、江戸時代の日本における東南アジア産品の流通を分析するものである。
2022年-助教、歴史学、リヨン高等師範学校 ENS/リヨン東アジア研究センター(IAO)
2018-2022年 : ティーチングおよびリサーチアシスタント (ATER), エクス=マルセイユ大学
2015-2020 年: 歴史学、リヨン高等師範学校 ENS
Bachelet Pierre-Emmanuel, Bateaux-pigeons et quartiers japonais. Une microhistoire régionale des relations entre le Japon, le Đại Việt et le Champa (fin XVIe-début XVIIIe siècle), Paris, Hémisphères Editions, 2022.
https://www.hemisphereseditions.com/bateaux-pigeons-quartiers-japonais