TOKYO COLLEGE Booklet Series 7
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45 渡渡部部 EUとはデータに関してかなり長くいろいろな研究者によって学術的な研究がなされてきましたし、私の分野では、日中韓の知財分野でデータが最近は最も重要なトピックスになっています。ただ、学術研究の段階を越えて法政策になると、レジームの問題などいろいろなことがあって、今はむしろデカップリングを意識せざるを得ない状況が発生していることは事実です。その間でわれわれとして、事実に基づく研究成果を示すなど、できることをしっかり取り組んでいくことが、問題解決の一つの鍵になると考えています。 羽羽田田 短い時間で非常に中身の濃いディスカッションができたと思います。話したいことはいくらでもありますが、残り時間が迫ってまいりました。ここで五神総長にお願いして、今日のシンポジウムの内容について総括的なコメントを頂ければと思います。

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